アートボディーコンディショニングの実際


アートボディーコンディショニングには、

①講習会、②レッスン、③グループ調整、

④個人調整、⑤当日(舞台競技付き)調整の

五つの方法があります。

初めての方は、まず講習会をお受けいただ

くことを、おすすめ致します。

 

講習会では基本理論の解説と実技指導を行います

 

キーワードは、呼吸、イメージ、脱力

私が、この約40余年に渡り延6万人以上を対象に行った、アートボディーコンデイショニングの講習会、レッスン、グループ調整等に於けるアンケートを分析研究の結果、以下の様なことが分かりました。

  • ボディーメンテナンスを行う時に、一番大切なことは、自分の身体の状態がどのくらい解かっているか、と云うことです。
  • そして意外な事実は、ほとんどの身体トラブルは、脱力=筋肉を緩める(筋緊張を解く)事=によって解決する、と云うことです。
  • ですから、私が講習会等で、最初に行うことは、身体の力の入り具合を自覚させることです。
  • 次にその力の抜き方(筋肉の緊張の緩め方)を系統だって具体的に、方法論を指導します。
  • ひとことで云うと『心と身体を如何にリラックスさせるか』と云うことに尽きるのですが、その時、呼吸法とイメージが、とても重要な役割を果たすことが解りました。

 

ボディーメンテナンスのポイント 

  ∞自然体の基本は脱力……海に漂う原生動物のように、羊水に漂う胎児

   のように∞

 

  • *脱力の決め手はイメージと呼吸*
    ○イメージは、筋肉の緊張、弛緩大きく作用する。
    ○おだやかなイメージは、筋肉を弛緩させる。
    ○ゆったりと深い呼吸をしながら、筋肉を硬直させることは、大変困難である。

  • *心身をリラックスさせる呼吸エクササイズ*
    ☆筋肉は、鍛えるだけでなく、緩めることが大切である。
    ○弛んだ筋肉の状態を体感させる。
    ○コツは、緊張させてから、緩める。

     

  • *グッと緊張、一気に脱力の脱力エクササイズ*
      《脳の指令はいつもON信号》
    脳は筋肉に対し“緊張せよ”の指令は下すが、“弛緩せよ”とは指令出来ない。だから意識して“弛緩しよう”とすればするほど、筋肉はかえって緊張してしまうこともある。

 

講習会の実験から・・・

背けに寝て、片手を他人に持ち上げてもらう
その手がパッと放された時手がストンと素直に落ちない人がかなり多い。
○頭で考えた“先入観”が、身体の自然な反応を阻害している。
○知らず知らずのうちに、私達の身体は慢性的な緊張状態になっている。
○緊張は“コリ”を生ずる。
○コリは筋肉を萎縮させ、身体を歪ませる原因になる
*クセのない自然な身体を取り戻す筋肉調整エクササイズ*

 

《骨格は動かせる》

身体の歪みを、骨自体が曲がっていることと思っている人も多いようですが、それは誤解の場合が多い。
勿論骨の病気で、曲がっている場合は別であるが、骨は骨格筋によって支えられており、歪みとは、
この骨格筋が萎縮して骨を引っぱることによって起こるものが多い。ひきつっている筋肉を緩める ことで、
骨が正常の位置に戻り、身体の歪みを直すことが出来る。
身体各部位の具体的な方法論、意義等については実際の講習会の機会に解説いたします。