「つま先」と「トイレ」の 関係・・・

皆さんがダンスやバレエを習い始めの頃、耳にタコが出来るほど言われた言葉は何か、思い出せますか?

「つま先を伸ばしなさい!」も、そのうちの一つではないでしょうか。
そもそも「つま先を伸ばす」とは、つまり足首を伸ばすということです。
足首の可動域が狭く、指先だけに意識が集中してしまうと、本来の「つま先を伸ばす」という動作からかけ離れてしまいます。

では足首を柔軟にするには、どうすれば良いのか?・・・。
簡単ですよ(笑)、「和式トイレを使う」こと!!
足首を伸ばすためには、フレックスにすることこそ必要なのです。

われわれ日本人は「和式トイレ」で、日々フレックスの訓練を無意識に行ってきました。しかし、今や洋式トイレが主流となり、椅子とテーブルに囲まれる環境の中で、しゃがむという行為が日常生活から遠ざかっているのが現状です。

近年この様に、利便性と引き換えに、身体の色々な機能が失われてゆくと言う現実を目の当たりにすることが多々あります。なにげない日々の動作の変化よって、身体は意図も簡単に強靭にも軟弱にもなり得ます。

少しでも興味を持たれた方は、一度私の「ボディーコンディショニング」を受けてみませんか?
強靭な身体と豊かな精神のための、最適な方法をご提案いたします。

*アートボディコンディショ二ングは、その方法論を、具体的に系統立てて、ご指導致します。

 

身体を常にニュートラルな状態に・・・

普通エクササイズというと、鍛えることと考えがちですが、アートボデ-コンディショニングは身体を自然な状態に戻すことを目的としています。

無理をしたり片寄っている部分、痛んだり弱ったりしている部分、つまりマイナスの部分をゼロに戻すということです。マイナスから、いきなりプラスにしようとすれば、身体には大きな負担がかかりますが、ゼロの状態にしておけばそこからプラスにしやすくなる、鍛えやすくなるわけです。

とはいえ、忙しさにかまけて、なかなか自分の身体の管理をできないのが世の常。虫歯の穴が大きくなり痛み出すまで放っておいて、なぜ早く来なかったの、と歯医者に怒られた経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

何でもインスタントのこの時代、痛みを和らげる為に他人や薬に頼って、ついその場しのぎをしてしまいがちです。確かに時間の拘束はあるものの誰かに直してもらうのは、自分で地道に直すよりもずっと楽です。けれども、やはり自分の健康は自分で守るという意識を持たない限りは、本当の健康は望めません。

そして心しておかなくてはならないのは、いくら腕のいい医者でもあなたの身体が悪くなる前に予防することはできないということです。健康であり続ける為には、まず自分の身体がどういう状態であるかを常にチェックしなければなりません。

現代には、身体をマイナス方向にする要因がたくさんありますが、自分の身体のどこがマイナスなのかを知り、日常生活の中で歪められた身体を常にニュートラルな状態に戻す努力が必要です。

*アートボディコンディショ二ングのレッスンでは、その方法論を、具体的に系統だって、ご指導致します。

 

身体の調律師として・・・

私は、人間が亡くなる時の理想は老衰だと思っていますが、長寿国と言われている我が国で、どれだけの人が、老衰で人生を終えているのでしょうか?

動物の寿命は成人した年齢の5倍あると言われています。人間は20歳で大人になると考えると、100歳までは生きられる計算になります。もっともこの類の数字は、身体や環境に特別なことが起こらず、自然体で生きているという前提のもとに成り立っているわけですから、机上計算の寿命をそのまま当てはめることは出来ません。

少し前は、人生50年と言われた時代もありましたが、今ではそれが80年〜90年時代に突入しました。今のお年寄りは幼少期を、きれいな水と空気の中で農薬や添加物のない食べ物を摂取し、元気に野原を駆け回って育ち、そして現代の発達した医療技術に支えられ、寿命を伸ばして来たと言えます。今のお年寄りが幼少期を過ごした時代に比べ、現在の人間の生育環境は、遙かに悪化しています。

現代は、人間の神経のバランスや、気のサイクルが、非常に狂いやすくなっています。その様な状態で、いくら高度な医療を施しても健康を保つことは、大変難しいのです。

どんなに天才的なピアニストでも、狂ったピアノでは良い演奏は出来ません。私は音楽家を志したことがありましたが、今はピアノの調律師のように、人間の身体を調律したいと思っています。

より自然体でいられるように、より長生きが出来るように、そして、それぞれの人が自分自身の人生のメロディを、正しい音階で高らかに奏でてくれるようにと願っています。

*アートボディコンディショ二ングでは、その方法論を、具体的に系統立てて、ご指導致します。

 

バレエ界ダンス界の未来を見据えて・・・

バレエ団やダンスカンパニーに於ける、フィジオ(治療師)の役割は大変重要です。日本ではまだ、専属のフィジオのいるカンパニーは数少ないと思いますが、将来を見据えるならば、有能なダンサーを揃えるのと同じ位大切な事であると、私は常々感じていました。

さらに、ダンサー一人ひとりの身体の状態や癖を熟知し、日々のトレーニング方法から、作品の動きに至るまで、トータルサポートの出来る専門知識のある、トレーナー+バレエ(或いはダンス)マスターの様なポジションの存在が求められる、つまりパフォーマンスを取り巻く環境が、より高度な緻密なプロファッショナルな力を持つ人材を、必要とする時代になって来たと思います。

私はダンスのキャリア(ダンサー・教師・振付師としての)と、専門的医療の知識・資格と、実績を併せ持つボディコンディショナーとして、身体の声を的確に汲み取りながら、パフォーマンスがより美しく作用する、独自の「ボディメンテナンス法」を考案し実践しております。

私の考案した独自のボディメンテナンス法

=アートボディーコンディショ二ング=
より良いperformanceの為に、ぜひご活用下さい。